2020年3月に販売を開始して以来、大変ご好評をいただいておりますTLR200用リアショックAssy.ですが、
販売開始時にアップしたブログに書いた文章だけでは実際にどんな動きをするのかわからないので、購入をためらっている方も多いのではないかと思います。
それならば動画を撮ってアップすればいいんじゃないかということで、そのために今回この廉価版アクションカムを購入↓
もっと高性能なものも沢山あるけど、べつにユーチューバー目指してるワケじゃないし、まずはこれで十分でしょう。
で、バイクに取り付けるためにこちらも購入↓
早速マイTLRに取り付けてみた↓
リモートコントローラで画面を確認&操作可能↓
この状態で撮影開始。TWKを出発して一般道を約10km走行後、河川敷の悪路走行やちょっとしたトライアルっぽい走りをした後、再び一般道を戻ってTWKに到着するまでのハイライトシーンを集めた動画がこちら↓
ユーチューバーを目指しているワケではないので(←しつこい)動画のクオリティは高くないですが、リアショックがどんな動きをしているかはよく判ると思います。
ただ、映像が波打つように歪む場面が目立つのは、やはり廉価版アクションカムだからなのか???
↑こちらの上級モデルなら「空間光学ブレ補正機能」とやらが搭載されているらしいので、もしかしたら映像の歪みはないのかもしれない。
まあいい。どーせユーチューバーを目指してるワケじゃ‥‥‥(←くどい!)
内容の解説をすると、まずTWK前でエンジンをかけて走り出してすぐ、一時停止が2か所続くのですが、「ちゃんと停止してないじゃん!」とかのツッコミはご遠慮願いたいものです(笑)。
しかし改めて感じるけど、こういう動画をアップするのって今の世の中ではかなりリスキーだよね。「Youtube警察」に見つけられて炎上する可能性がある‥‥‥って、なんだか世知辛い世の中だねぇ。
動画の解説に戻るけど、このリアショックは一般道を走る際、無駄な動きがなくってバイクの姿勢が安定し、とても走りやすいと感じる。
それでいて、大きな入力があるとしっかりと動いて吸収してくれるので身体の疲れも少ない。
ちなみに私はスプリングアジャスターを2段目に締め込んだ状態が、ストローク感がアップして気に入っています(この動画でもその状態なのが確認できると思います)。
動画の1:30くらいで、田んぼの中の道から広い2車線の市道へ右折するのですが、この時車体をかなりバンクさせてパワーオンでコーナリングしているのだけど、大きなGが掛かってリアショックが一瞬深く沈み込んでいるのがわかる。やはり「コーナリング」って、バイクを操る大きな楽しみの一つだよね。
その後の交通量の多い走行シーンでは、
14Tスプロケットのお陰もあり、流れに乗って走るのも楽だった。改めてTLR200というバイクの走行シーンを選ばない万能性を実感することができました。
2:30頃に土手沿いの道に出るのですが、ここで一時停止中に土手の坂道を下りて来た自転車のお兄ちゃんがコケそうになるシーンが偶然映っているが、直後に大型車がかなりのスピードで走り抜けていて、もしお兄ちゃんが止まれなかったら「決定的瞬間」の映像が撮れてしまっていたかも‥‥‥( ゚Д゚)
その後、クルマが途切れるのを待って土手の中の河川敷へ入って行くが、ここは二輪走行禁止ではなく人も少ないので、今回の走行場所に選ばせていただいたという次第です。
3:40過ぎから左に鋭角にコーナリングし、その直後から山奥の林道にありそうな荒れたダート路に入り、6速まで入れてスピードを上げるのだけど、ここで改めてこのリアショックの素晴らしさを思い知らされることになる。
そう、この動画を観るまで、このリアショックがこんなにも大きく動いてくれていたとは思っていなかったのだ。
スピードは恐らく70km/hは出ていたと思うのだけど、走っていた時の感触としては車体のピッチング(前後の動き)も少なくスムーズに走れていたので、あとでこの動画を観てこんなにもリアショックが大きく動いて衝撃を吸収してくれていたのを知り、正直驚いてしまった。
動画を見た感じではダンパーのストロークをフルに使っているようだが、底付き感は全く感じなかったし、ステップから足に伝わるショックもほとんどなく、安心してスピードを上げられたのだ。
これがノーマルのリアショックだともう底付きの連続で、足に伝わる衝撃も半端じゃなく、とてもこの速度で走り続ける気にはならないに違いない。
だいたいノーマルのリアショックだと、一般道を走っていてもフワフワと無駄な動きが多く安定した走りができないものだったと記憶している。
さて、そんな予想以上の働きをしてくれているこのリアショック、トライアル的な走りではどうだろう――― というわけで、まずはリアショックに大きな衝撃がかかる「ジャックナイフ」からの着地の映像を撮りたいと思っていたので、この動画の中では5:55、6:42、7:22、7:32と4回もジャックナイフをやっているのだけど、ま~ぁ何やってるのか分からない映像だねこりゃ。はっきり言ってこのジャックナイフは「企画倒れ」でした(ーー;)。
そんなジャックナイフよりも、7:03の縁石を何もしないでサス任せで越える場面や、7:12の縁石を使ってジャンプする場面の方がサスがよく動いているのが判って良かったと思う。
あと、同じ縁石を使った場面でも6:54頃は、縁石に斜めに入ってパワーをかけて横に飛ばそうと思ったのに、リアショックが吸収してタイヤもグリップしてしまい「意味不明」なシーンとなってしまった。
こんな感じで、最初はちょっと堅めでトライアル走行には不向きかな‥‥‥と思っていたこのリアショックですが、この動画を観るとトライアルでも十分使えそうな気がしますね。
ここでひとつ言い訳をさせていただくと、今回わがTLR200は「街乗り仕様」ということでブレーキペダルの効く位置をうんと深くしていたのと、シートのすぐ後ろにキャリアを取り付けているせいもあって、ウイリーは上手くできる状態ではありませんでした(←ただの練習不足!?)。
それから、河川敷でのシーンを終えて7:40からの田んぼの中の交通量の多い舗装路の走行シーンでは、大型車の通行も多いせいかかなり路面が波打っていて、ここでもリアショックが大きく動いているのが確認できます。
最後に、この動画はTWKオリジナルのリアショックの動きを見てもらうために制作したのですが、それ以外にも
TLR200用キャブレターKIT装着による安定したアイドリングや、
TWK製アルミサイレンサーの軽やかで心地良いサウンド、両方の相乗効果による低速からの粘り強い脈動感あふれる吹け上がり具合等、TWKスペシャルTLR200の快調さが伝わる内容であると自負しております。
私自身もこの動画撮影を通して、TLR200というバイクの素晴らしさを再確認し、これからもこの名車を大切にして行きたいと強く思う次第であります。
TLR200用リアショックAssy.の詳細はこちら↓
https://www.twk.jp/35_373.htmlPR