「ネタバレ」―――映画やドラマを見る前に結末を知ってしまうのは興味半減、ましてや筋書きの無いドラマ、なにが起こるかわからないレースの世界ではなおさらだ。

しかも、MotoGPでチャンピオン決定が最終戦に持ち越されたのは‥‥‥14年ぶり？？？ライブで見る手段を持たない私としては、夜中放映されたTVをビデオに録画しておいて、結果が出ていそうなメディアと一切コンタクトを取らないまま観ることで、ハラハラドキドキしながら結末を迎えるという手段を取った。

それにしても、最後までまさに何が起こるかわからないシーズンだった。

8ポイントリードで圧倒的優位と思われたロッシが、ポールポジションからのスタートでまさかの失敗！そして前を“HONDA連合艦隊”にズラッと並ばれてしまい、順位を上げることができずに焦りが見え始めまさかの転倒‥‥‥でも私はこの直前に「これはロッシが焦って無理して転倒→リタイアであっけなく決着がついたりして」と思ったのだけど、まさか本当に転倒するとはねぇ。

でもこれで決着がついたわけではなく、すぐ再スタート。ヘイデンが3位ならロッシは8位でチャンプ獲得という計算になり、ロッシならそこまで追い上げるかも知れないとハラハラドキドキ。8位以内は無理になっても、ヘイデンがコケちゃったら‥‥‥まさに最後まで何が起こるかわからない状態。

でも結局そのままヘイデンが新チャンピオンになり、ゴール後にロッシがヘイデンの手を取って祝福するシーンでは、もう最高に感動してしまった



「ニッキー、おめでとう」

「ロ、ロッシ‥‥‥ありぐゎふぇふぇぇ～ん」（←号泣するヘイデン）


それにしてもベイリス、代役で走っていきなり勝ってしまうとは‥‥‥やはりオレ様が見込んだだけの事はある！？！？