きょうは「MFJ関東トライアル委員会」に埼玉県トライアル部会長として出席するため、TLR200に乗って都内大塚のMFJ関東支部まで“プチツーリング”に行ってきた。
↑行く途中で寄り道した(←またかよ^_^;)「舎人公園」の駐輪場?にて
今回、エンジンオイルを新たに取り扱いを始めた
elf MOTO 4 PRO TECH 5W-40に交換して、そのインプレッションも兼ねてのプチツーリングだった。
TWKで扱っているオイルはほとんどがスペクトロ。これは私がTYRで全日本に出場していた頃から取り扱っているオイルだが、とにかく自分で使ってみて良かったから自信を持っておすすめしている商品の一つだ。
だが、なんでもスペクトロ製品ばっかり薦めていると「輸入元から“接待”されてるんじゃないの?」とか勘ぐられたり(?)お客様に選択肢がなさ過ぎる‥‥‥とか、商売上あまりよくない傾向だったので、他のブランドでいいオイルがあったらラインアップに加えたい、と以前から思ってはいた。
そんな時、このelfのモト4プロテックはイイらしい、という噂を耳にしたので取り扱いを始めたという次第だが、お客様に薦めるにはまず自分で使ってみないと―――というわけで前日にオイル交換を済ませ、本日のプチツーリングに臨んだ。
会議はお昼からだが、例によって「寄り道」するので朝は早めに出発。TWK店内からTLRを引っ張り出してエンジン始動。さすがは「5W-40」だけあってけっこう寒かったにもかかわらず始動性は良好だ。
4ストエンジンにとって、冬の一発目のエンジン始動はオイルの流動抵抗の影響をもろに受ける。
大昔、同じTLR200に乗って全日本に出場していた頃、半クラッチをハードに使用してもジャダーが出にくい、という理由で某メーカーの「20W-50」を一年中使っていたことがあるが、冬の寒い朝にエンジンを掛けようとしても、もうキックがものすごく重たくて、苦労して踏みおろしてエンジンに火が入っても「ドッドッド‥‥‥パスン!」という感じでしばらくの間はエンジンがオイルの抵抗に負けてしまい、まともに回ってくれなかったものだ。
それに比べて今回のelfを入れたTLRはキックも重くなく、いったんエンジンがかかってしまえば「タカタカタカタカタカ―――ッ」と軽快に回り続けてくれる。イイ感じだ。
暖機運転を終えていよいよ出発!!まだヒートしていないのでクラッチのつながりはもちろんスムーズだ。
そして2-3-4-5-6速とシフトアップして行った時、そのシフトのスムーズさに驚いた。
今までは「ガチャン」という感じでギアが変わっていたのが、「ストッ」という感じで、まるで吸い込まれるような心地良い感じでギアが変わって行く。これは快感だ。
そしてエンジンのパワーフィーリングも、油膜がしっかりしていてシリンダー壁面の密封性が優れているという印象で、低回転でスロットルを開けた時の「ドコドコドコ‥‥‥」という4ストシングルならではの「エンジンの鼓動」が以前より力強くはっきり感じられるような気がした。
また、フリクションが少なくなっているのか、エンジンがとても軽快に回っている感じもする。
上記の良好なフィーリングは、連続走行後のエンジンがヒート気味になった状態でも変わることなく、また2速発進で半クラッチを多めに使ってもジャダー等不快な症状が現れることは一切なく、行き・帰りを通してとても気持ちよく走行できた今回のプチツーリングであった。
この記事を読んだ方は皆「すげー“ヨイショ記事”じゃん」と思うかもしれませんが、正直オイルでこんなに変わるのか、ってくらいフィーリングが良くなってビックリしています。
特にそのシフトフィーリングの良さは特筆すべきで、バイクに乗る楽しさの大きな要素である「シフトアップ」がストレスなく心地良く行なえることで、本当に気持ち良く走る事ができました。
巷では「メーカー指定オイル」にこだわる人がまだまだ多いようですが、例えばRTL-F/COTA4RTの指定オイル「ホンダウルトラオイル」では絶対このフィーリングは得られないような気がするのですが、どうなんでしょう―――???(「ホンダウルトラ」は使った事ないので知りません、ていうか使う気になれません)
もっとも、RTL-F/COTA4RTはエンジンとミッションが別室なのでシフトフィーリングには関係ありませんが、始動性の良さや油膜の強靭さ、フリクションの少ない軽快な感じはきっと体感できるはずです。
ご購入はこちらから↓(笑)
http://www.twk.jp/11_519.html(↑このBLOGを書いた人間がやってるショップです)
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