(前回の続きです)
延命院の「将門の胴塚」にそびえる「カヤ」の大木の上で何か動くものが見えた気がした私は、反射的にレンズを向けてシャッターを押したが‥‥‥
うっそうと茂った葉っぱで光がさえぎられたカヤの木の中心部は、まるでそこだけ夜のような真っ暗な状態(*_*;。さっきまで菅生沼でコハクチョウを撮るためシャッタースピードを早めに設定したままのα700では、ご覧のとおり真っ黒のボツ写真となってしまった。
普通ならここで設定をし直して再び撮影するところだが、目の前にある「大手町の将門の首塚」にあったという「南無阿弥陀仏」の石碑から発せられる、何とも言いようのないオーラにビビッてしまった私は、ちょっと怖くなってそそくさと逃げるように退散したのであった。
その後、あと2ヶ所の寄り道をして真壁トライアルランドに行き、BETAのニューモデルに試乗して自宅に帰り、パソコンに画像を取り込んでレタッチで明るく修整してみると、上の写真には実はこんなものが写っていたのだ‥‥‥↓
↑「リス」がかわいい顔してこっちを見てたんですね(^^)。
そういえば子供の頃、近所にあった神社でよく遊んだものだけど、そこにあったイチョウの大木でリスをよく見かけたのを思い出した―――リスを見たのは何年ぶり、いや何十年ぶりだろう??? どうりであの時、誰かにじっと見られてるような気配を感じたワケだ!?!?
延命院の境内では、こんな写真も撮っていました↓
↑毘沙門天。ここは不動堂と違ってとても手入れが行き届いている感じです。
↑観音堂。 この境内にある建造物の中で、一番気合いが入っているという感じでした。
――― というわけで、将門の祟りにビビッてしまった私が次に向かった場所は、真壁トライアルランドに行く際に何度も寄り道している「お気に入り」の場所でした。
【つづく】
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