きょうはインターネットにまつわる話です。
今から5年前、コンピューターの知識などほとんど持ち合わせていないこの私が“トライアルワークス小坂のホームページ”を立ち上げる際「これからは“ネットショップ”が商売の上で重要な位置を占めるようになるだろう」という“読み”のもと、手さぐり状態ながらも「TWKインターネットショップ」を立ち上げたわけですが、おかげさまで現在ではたくさんの方にご利用していただけるようになって、もうネットショップの売り上げ抜きではわがトライアルワークス小坂の経営は成り立たない(?)ような状態となっております。この場を借りてご利用いただいている方々にお礼を申し上げます。
ところがこの数年でネットショップを開設する業者が激増し、私の一番恐れている事態が現実となってしまう可能性がいよいよ大きくなりつつある。
具体的に言うと、業界全体のことなどまったく考えず、ただただ「安売り」に走るしか能のない業者が、ネット上でも安売り競争を始めてしまうという最悪の事態だ。
まぁ、買う方からしてみれば1円でも安い方がいい、という方も多いでしょう。
でも、ちょっと考えていただきたい。
マク○ナルドにしてもガソリンスタンドにしても、安売り競争の結果としてサービスの低下や商品の質の低下など、さまざまな弊害を生んだ挙句に最後にはまた「値上げ」という事態(ガソリンスタンドの場合原油価格の高騰という理由があるが、それ以前から「ガソリンだけ売ってても利益が上がらない」状況に陥っていた)。
以前から私は「安売り競争」は自分の首を絞めるだけだ、ということを何度も訴えているが、頭の悪い業者はとにかく「どこよりも安い」ということを売り物にして客を集めようとする。困ったものだ。
特にネットの世界では、「検索サービス」の飛躍的な発展により、欲しい商品名を入力して検索すれば簡単に「どこよりも安く売っているショップ」にたどり着くことができるから始末が悪い。
逆に言えば、もし私が「安売り競争」に加わったとしたら‥‥‥例えば「ニーブレース」という単価の高い商品があるが、私が自分の“左膝前十字靭帯断裂”という体験を基に、いわば身体を張って書き上げた「ニーブレース講座」というページがあり、おかげさまで「ニーブレース」で検索すると、現在のところ一番最初に出てくるようになっている。
で、「ニーブレース」で検索をする人の中にはかなりの割合で膝の靭帯を傷めてしまった人が含まれるわけですが、その「ニーブレース講座」内で「ニーブレースどこよりも安く販売中!!」と書いてTWKインターネットショップ内に導き、そこで実際に市場の安値を「検索サービス」を使って常時監視し、常に「安値ナンバーワン」に更新していれば、ネット上での「ニーブレース市場」をほぼ独占できるものと思われる。
だけど私はそんな事までして「儲け」を独り占めしようとは思わない。
バイク業界なんてそれほど大きな市場ではないし、その中でほかの業者と「共存共栄」することが消費者のためにも最善であると考えている。
現在は、この私のカラダを張った力作「ニーブレース講座」を読んでニーブレースの情報を得ることができた人のほとんどが、さらに検索して一番安いネットショップに流れて行ってしまってるとしても、その中で数パーセントでもこの記事で情報を得られたことに感謝してTWKインターネットで注文してくれる人がいればいいと思っている(←正直言うとちょっぴり納得いかない気もするが‥‥‥)。
そう、ネットショップで一番重要なのは、「いかに安い価格を載せるか」ではなく「買い手にとって有益な情報をいかに多く提供できるか」である、と思うのだ。
(みんながそう思うような環境になるまで「ネットの世界」が成熟するとはとても思えないのが現実だが‥‥‥)
グダグダと長くなってしまいましたが、今日の一枚はTWKの近くで咲いていた「ヒガンバナ(別名:曼珠沙華)」でした。
‥‥‥本当はホームページ更新していたら「HP作成ソフト」がおかしな動作をしてしまい、サイトがグシャグシャになってしまった顛末を書くつもりだったのに―――話が大きくそれてしまった(^_^;)。
~10/10追記~
あとで読んでみたら、他のネットショップを開設している方々が読んだら不愉快になってしまうような書き方になってしまっているので、ちょっとまずかったなと反省しています。
常にお客様に満足してもらえるネットショップであるために、これからはこれまで以上に努力が必要になってくると思われるので、非常に「危機感」を感じていてこんな内容になってしまいました。
他のネットショップを誹謗中傷するつもりはありませんのでご了承ください。
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