きょうは「彼岸の入り」だというのに昼間はまたまた真夏日。でも秋の気配は確実に訪れてきていて、空気の澄み具合はかなりいい感じ
。
で、夜になって南の空に「上弦の月」がきれいに輝いていたので、とりあえずいつものようにα100で気軽に手持ちで撮影してみた↓。
おお~っ(@_@;)!! この解像度‥‥‥
今夜は天体観測には最高の大気の状態だ
やはりこのくらいの月齢の月がいちばん見応えがあるねぇ。もしかしたらあの「月面の観光名所(?)」、写ってたりして―――と思いながらよ~く見てみると‥‥‥
あの「直線壁」がちゃんと写ってました(黄色の矢印の先)
注:この画像は、天体望遠鏡で観たのと同じ「倒立像」にしてあります。
「直線壁」というのは、月面の「雲の海」と呼ばれる場所にある長さ110kmに渡る“断層”で、大昔「天文小僧」だった私が当時所有していた10cm反射望遠鏡(安物)で何度も何度も“月面観測”していたのに、とうとう一度も確認することができなかった地形なのですが、あれから約40年が経過した今夜、α100+300mmズームレンズ+1.4×テレコンの手持ち撮影であっさりと確認できてしまったというわけです。
当時だったら高性能天体望遠鏡にアダプターを使ってカメラを取り付けて、撮影条件(露出)をいろいろ変えて何枚も撮って、そのフィルムを現像して初めて画像が確認でき、その中でちゃんと写っているものがあるかどうか‥‥‥っていう世界だったのに、今では「所要時間=数分」でこんな感じに撮れてしまうんだもんねぇ
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