TWKオリジナルパーツの第1号製品であり、いまだにオーダーが入り続けている
「TLR200用アルミサイレンサー」ですが、今これの消音効果をもっとアップした仕様の試作に取り掛かっています。
ご存知のように最近私はTLR200のスタンダード仕様にたまに乗っていますが、排気音が静かであることの「良さ」を乗るたびに実感し、うちのサイレンサーももっと静かにしなければ‥‥‥と思い続けていました。
このサイレンサーの“開発コンセプト”は―――
まず第一に軽量化
(ノーマルの重量は約2.6kgと「激おも」である)
軽快な吹け上がりとコントロールしやすいエンジン特性
(ノーマルはかなり「フン詰まり」な感じだった)
カッコいいデザイン
(とにかく見た目がカッコ良くなければ意味がない)
―――といった感じで、排気音を静かにすることはほとんど考えに入れずに作っていました。(それでも、大きな容量の膨張室を何個も持つ構造のおかげで十分な消音効果を得る事ができていたが‥‥‥)
―――あれから約24年が経過し、「環境に対する配慮」が重要視されるようになり、自分でも山の中に乗り込んで行く時はなるべく静かなバイクがいいと思うようになって、今回内部の構造に少し手を加えるだけで、もう少し排気音が小さくなると思われる仕様(外観は変化なし)を試作してみる事にしたという次第です。
今までに得たいろいろなノウハウから、「こうすれば音が静かになって性能的にも悪影響はないだろう」という内部構造で製作中ですが、その詳細は「企業秘密」ということでボカシを入れさせていただきました。
これが完成したら自分のTLRにつけてテスト走行し、結果がOKならさっそく今オーダーが入っている分からこの仕様に切り替えて行く予定です。
―――あ、価格は「据え置き」で‥‥‥。
(コストアップ分は僅かですので“企業努力”で頑張ります
)
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