最近しばらく見かけなかったこのヘリが、先日ひさしぶりにTWK上空へやって来た。
一時期毎日のように私を監視していた(?)埼玉県警の「むさし」だ。
このヘリは
川崎重工製のBK117。最新型は「BK117 C-2」だが、このむさしは「C-1」で、テールの垂直安定板の形状などが多少異なっている。
先日紹介した三菱重工のMH2000と同じ国産ヘリ(といっても西独MBB社との共同開発らしい)だが、数機で生産終了となったMH2000とは対照的に、こちらはかなりの機数が警察や消防・防災関係等で採用されている。
まぁ、デザイン的にはMH2000よりはずっとずっとカッコイイが、キャビン後方にも観音開きの扉がある関係上「しもぶくれ」に見えてしまうのが残念。特に前方から見ると「ボテッ」って感じでイマイチだ↓。
で、この写真を見て気がついたのだけど、真っ正面から撮っているのにテールの垂直安定板が斜めに付いているではないか!?
何だかフレームの狂ったバイクを真っ正面から見てもタイヤが横を向いているような感じで、「や~いむさし、おめーフレーム狂ってるじゃん!?」―――な~んて思ったりもしたが、よ~く考えてみるとこれは、メインローターのトルク反動をこれで打ち消す効果を狙ってわざと斜めに付けてあるのに違いない、という結論にたどり着いた。
‥‥‥う~む、ヘリコプターの仕組みもなかなか奥が深いぞ???(←じつは単なる組み立ての誤差だったりして
)
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