まさか、2台続けて“排ガス規制”にひっかるとは‥‥‥
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そう、現在の私の愛車「ハイエースTWK号(7代目)」の話である。
先代のハイエース特装“なんちゃってグランドキャビン仕様”も購入後に排ガス規制に引っかかり、10年で買い替えを余儀なくされたが(←10年も乗れば十分、との説あり)、その次に購入した現在のハイエース特装(トヨタの最高傑作ディーゼルエンジン“1KZ”搭載)、購入時には「新・排ガス規制適合」とのうたい文句つきで「今度は大丈夫」と思ったのもつかの間、購入後数年で排ガス規制がさらに厳しくなってしまいまたしても“規制対象車”のお墨付き。
また10年しか乗れないのかよ‥‥‥と思っていたら、さらに「八都県市排ガス規制条例」というのにも引っかかって、わが埼玉県では新車登録から7年間しか乗ってはいけないんだそうな‥‥‥って、今年の12月以降は乗れないって事じゃん!?!?
だいたいがこのハイエース購入に関しては“読み違い”の連発。
私としては、全日本を転戦する時代はもう過ぎていて、もっとコンパクトなクルマで良かったのだが、商売の戦略上「デモカー」的な意味合いもあってこれを選んだのだった。
そう、当時私は「トライアルショップ」の将来性に強い不安感を持っていて、なにか他の客層も取り込んでいかないと、この先商売としてやって行けなくなるという「焦り」のような気持ちがあり、いろいろ試行錯誤を繰り返していた。
モトクロスを始めたのも、その根底にはそういう意識が働いていた―――だが、その、他では味わえないような熱い興奮と爽快感の虜となり、真剣にのめりこんでしまって相次ぐケガで身の危険を感じ、今では足を洗っているが―――。
で、このハイエース特装車というものは、3リッターディーゼルターボのパワフルな走りと、後部荷室を自分の好きなようにカスタマイズできる、まさに“理想のトランスポーター”だった。
だがそれは、一般のディーラーでは取り扱っておらず、キャンピングカー専門店等で買うしかなかった。
そんな時に“トランスポーター専門店”としてそのハイエース特装車の販売をメインに急成長してきた「オグショー」。私は、そのオグショーの「特約店」として、この理想のトランスポーターを販売してみようと決めたのだった。
そのためにまず自分がそのトランポのオーナーになり、興味がある方はいつでもTWKに来店すれば“現車”を見ることができる―――こういう「商売上の戦略」もあって2000年12月に今のハイエースを購入(その購入額のほとんどは借金で)したのだった。
それから1~2年後、その戦略の効果が少しはあって、オグショーのハイエース特装車を何台か売ったところで事態は急変した。
そう、税金逃れのために8ナンバーで登録するクルマがどんどん増え、その対策として8ナンバーキャンピング車の基準が厳しくなり、その結果「理想のトランスポーター」だったハイエース特装車は8ナンバー登録ができなくなってしまい、すぐに姿を消してしまった―――私の最初の“読み違い”だった。
そして間髪を入れずに前述の排ガス規制―――ここまでやる事すべてが裏目に出ようとは、まったく思ってもいなかった。
今のハイエースはとにかくエンジンが最高で、どんな場面でも一度もパワー不足を感じたことはなかったし、すごく気に入っていて長く乗り続けるつもりだったので本当に残念だが、ついに手放す決心をしたという次第です。
そして現在オグショーとの間で買い取ってもらう交渉をしているところなのですが、同年式で2WD、走行約6万kmの中古が約220万との値が付いていて、思ったとおり中古市場でもこのハイエース特装は人気が高いのだけど、買い取り査定額は「えっ、売り値からそんなに引かれるの!?」って感じ。
でも商売ってそういうものだから仕方ないと思って話を進めていて、ふと思った。
先代のハイエースは23万km走っていたので「下取り0円」は当然と思ってそのまま引き取ってもらったけど、後になって「え~タダで売っちゃったの!?言ってくれれば20万でも買ったのにぃ~」という人がいて、その方が幸せになる人が多かったわけだから失敗したなぁ‥‥‥と思ったものです。
だから今回ももしかしたら「150万円」で買いたいという人がいるかも知れないので、ここを使って告知してみました。
ちなみに4WDで走行距離は51,000km、すこぶる快調です。
また、排ガス規制地域以外ではこのまま何の問題もなくずっと乗ることができます。
写真はすべて現在の状態です。もし興味がある方がいらっしゃいましたら
お問い合わせフォームからご連絡ください。
※7月16日追記
さっそくお得意様から申し出があり、速攻で商談成立いたしました。ありがとうございますm(_ _)m。PR