2週間ほど前にSCORPA系のアルミサイドスタンド受注分を作り終え、その後他の細かいパーツ製作や車両の修理に追われ、ずいぶん前から預かりっぱなしだったTLR200のエンジンのカウンターシャフト交換(エンジン全バラ)もようやくきょう終わったので、夜から今度はRTL/COTA用のアルミサイドスタンドの製作に取り掛かった。
まずはアルミパイプの切断作業を行なうのだけど、なにせバックオーダーの数が私の歳よりもずっと多く溜まってしまっていて大変。
で、単調な作業でちょっと緊張感が薄れ、ボケ~ッとしながら作業していたらバンドソーの刃に右手の中指が少し触れてしまい、次の瞬間ノコ刃に引きずり込まれるように‥‥‥(以下略
)
ご覧のとおり爪が真っ二つ。幸い傷の深さはたいしたことなかったが、カッターなどの鋭利な刃物で切った傷ならピタッとくっつくけど、ノコ刃で切った傷はくっつかないんだよね~‥‥‥ていうか、爪をこんな風に切ることってめったにないよね!?!?
じつは、工作機械を使っての作業はけっこう危険を伴うのだ。
ボール盤での穴あけ作業でドリルが貫通する瞬間に刃先が食い込んで工作物が回されて手を怪我したり、旋盤作業でバイトの刃先に手をぶつけて切ってしまったり‥‥‥私も今までに何度もそのような怪我をしているが、世間ではグラインダー作業中に砥石が砕けて、その破片が頭に当たって命を落とす例がかなりあると聞く(グラインダーの砥石の側面で物を削るのは危険)。
人間、どうしても慣れた作業だと気を抜いてしまいがちだが、一瞬の間違いが大きな事故につながることを肝に銘じ、気を引き締めて機械を取り扱って行きたいものですね(これは車の運転にもあてはまることです)。
―――それにしてもこの爪、この先どうなっちゃうんだろう???
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