きのうの続きになりますが、今回みさと公園に行って撮りたかったのは、この鳥でした。
「コアジサシ」です。
純白のボディに頭部の黒色とクチバシの黄色がとても良いアクセントになっている美しい鳥で、5mくらいの高さから水中にいる小魚に狙いを定めて一気に急降下し、水中にダイビングして捕食するのですが、その飛び方もなかなか「高性能機」並みで、みさと公園では4月から9月頃までその姿を見ることができます。
で、その急降下から水中ダイブしてクチバシに魚をくわえる瞬間を写真に撮りたいと思い、張り切ってみさと公園にやって来たという次第です。
みさと公園に着いてシジュウカラと少し遊んだ後水辺に行くと、予定通り(?)コアジサシの姿はあったのですが―――
空中を自由自在に飛び回るコアジサシに望遠レンズを向けてシャッターを半押ししても、その動きの速さにα100のオートフォーカスが追いつかないのだ
。
撮りたい写真のイメージは頭の中にいくつもでき上がっていて、そのシーンも目の前で繰り広げられているのに、カメラの性能が追いつかない―――。思うようにならない苛立ちを感じながら、目の前で何度も水中にダイビングして魚をくわえるコアジサシの姿を追いながらシャッターを切り続け、かろうじて何枚か狙っていたイメージとはほど遠いものの、なんとか見られるショットは撮れた↓。
上空から水中を見ながら狙いを定め―――
水中にダイビングして魚をゲット!!
そしてクチバシに魚をくわえたまま水面上を飛翔
(飛ぶ姿はツバメによく似ています)
う~ん、撮っている時はAFの遅さにイライラしたけど、こうやってそこそこピントが合ってるのを並べてみると、「まぁ、こんなモンかな」という気もしてきた。
そう、プロでもない素人が10万円以下の「普及機」でこれだけ撮れるんだから、やっぱα100は素晴らしいデジタル一眼レフって事ですよね!?!?
―――でも、もっと良いカメラとレンズだったら、もっと良い写真が撮れてたのは間違いないな
(←けっきょく“自慢”と“負け惜しみ”か‥‥‥やな性格
)
ちなみに、
コアジサシは「絶滅危惧種Ⅱ類」に分類されています。それから、空中を縦横無尽に飛び回るコアジサシを望遠で追いかけるのは、かなりの「スポーツ感覚」を味わえてなかなか楽しかったですよ。
PR