きょうから3月。気象庁の統計上では、冬は2月いっぱいで終わりという事だそうで、これまでもさんざん言われて来たように、やはりこの冬は観測が始まって以来最高の暖冬だった、という記事を目にしました。
その記事によると、「ウグイスの初鳴きも、福島市や岡山市で2月12日、埼玉県熊谷市で同13日に観測されるなど観測史上最も早い」のだそうである。
ウグイスのあの「ホーホケキョ」という鳴き声を耳にしたことがある、という方はたくさんいると思うのですが、ウグイスの姿を目にしたことがある方は少ないのではないでしょうか!?
↑これが、先日「みさと公園」て撮ったウグイスです。
例の「ホーホケキョ」という鳴き声は繁殖期のオスが発する「囀り(さえずり)」で、ふだんは「チャッ、 チャッ」という小さな「地鳴き」をしながらササやアシの藪の中を動き回っているので、なかなか目にする機会がない鳥なのです。
ただでさえ藪の中にいるので目立たないのに、こんな地味な色してるから余計に目立たないのですが―――この色を見て「あれぇ?」と思いませんか?
そう、いわゆる「うぐいす色」ってやつじゃないんです、ウグイスの色は。
「うぐいす色」って、どっちかっていうとこの色ですよね!?↓
↑先日、TWK横のハクモクレンの木にやって来たメジロ。
今の時期、「梅の花とメジロ」という組み合わせの写真があちこちで見られ、とても絵になる「定番」なので私もぜひ撮りたいと思っているのですが、いまだにそのチャンスにめぐり逢えません。
―――これは私の想像なのですが、昔、誰かがウグイスの「ホーホケキョ」という鳴き声がしたのでそっちを見ると、たまたまそこにメジロがいて、ウグイスと間違われてしまったんじゃないかな―――!?
だから、メジロの色が「うぐいす色」と呼ばれるようになってしまったのでは‥‥‥???
たしかに、メジロのこのかわいい姿と「ホーホケキョ」という美しい鳴き声はイメージが合うので、そう思ってしまうのも無理はないかも。
でもメジロって、白いアイリングで“化粧”しててすごく愛らしいんだけど、アップで見るとけっこう鋭い目つきしてるんですよ
。
PR