きのうに引き続き真壁トライアルランド手前にある「椎尾山薬王院」の話(というか“写真レポート”)です。
きのうの記事で「1225年も前に建てられた」と書いてしまいましたが、1225年前にこの場所でお寺を開いた、という事で今ある建物が1225年前に建てられたわけじゃないんですよね。
でも、かなり古い建物であることは間違いなく、当時の建築技術のレベルの高さには驚嘆させられます。
仁王門をくぐり、急な石段を上るとこんな光景が広がっていました
正面にある本堂の左手にあるのが―――
茨城県指定の文化財・三重塔です。
いや~、いつも行っている真壁トライアルランドのすぐ近くにこんなすごい建造物があったなんて驚きです(@_@;)。
で、圧倒されてしまって全体像を撮るのに夢中で気がつく余裕がなかったのですが、よく見るとあちこちに飾られている「彫刻」がすごい!!
これはもう一度行って、彫刻のアップを撮ってこなければ‥‥‥と思ってしまいました。
そして、本堂の右手にはこんな光景が広がっています
真壁トライアルランドでも見かけるような「みかげ石」の岩盤から流れてくる湧き水が、竹筒を通って池に注がれています。
正直に言いましょう。この薬王院を訪れたのは、ここに来るまでの「ふれあいの森」がなかなかの“探鳥スポット”のようだった(先々週車がいっぱいだったのは、地元有志の「探鳥会」が行われていたためだったらしいことが判明した)ので、言ってみれば「ついでに寄ってみた」という感じだったのですが、こんなに素晴らしい寺院だったとは‥‥‥薬王院さん、ゴメンナサイm(_ _)m。
というわけで、ほとんど人気(ひとけ)のない真壁の山の中でまぎれもない本物の「日本の美」を目の当たりにし、現代社会に染まってけがれてしまっている私には良い精神修養、修行になった感じの今回の“寄り道”でした。
―――それにしても、昔の日本の人の“ものづくり力”は凄かったんだなぁ、と改めて思い知らされました。
‥‥‥今の日本人、もっと頑張らないと―――あ、オレもか
PR