きのうの続きです(写真の話ばっかりで、興味のない人ゴメンナサイ)。
New望遠レンズ【500mmF8 Reflex】の試し撮りに水元公園へやって来た私は、まず駐車場からまっすぐ「小合溜」の岸辺へ向かった。
平日なのに、釣りをしている人がたくさんいる。
‥‥‥おっと、ここで一句浮かんだぞ
釣り人の またの呼び名は 平行棒
―――おしい
それを言うなら「太公望」だよな、タイコウボウ
。
そんなくだらない事を考えつつ岸辺へ到着。いつもは対岸のみさと公園からこっちを見ていたが、きょうは逆。
こっちからだと午前中は逆光ぎみでイマイチだが、とりあえず水面に浮かぶ「ヒドリガモ」を撮ってみた
ほとんど静止している被写体を撮る分には「手ブレ」は問題にならないみたい。
まぁ、これは私のウデというよりも‥‥‥
α100の「手ブレ補正機能」によるところが大きいと思われるが。
手持ち撮影で500mm望遠(35mmフィルムカメラ換算だと750mm)、というのはちょっと無謀かな―――!?という不安が消え、気を良くした私はいよいよ「バードサンクチュアリ」区域へ入って行った。
そして一つ目の「野鳥観察舎」(←塀に四角い“のぞき穴”を何ヶ所もつけた要塞みたいなアレ)が見えてきたが、そこには白やグレーの「大砲」のような高価な望遠レンズをつけた一眼レフをゴツい三脚に据え、おそらく定年退職して毎日ここへ野鳥撮影に来ていると思われるような何人もの“カメラマニア”なオジサン連中の談笑する姿があった―――。
うわ、ここに入っていくのは勇気いるなぁ
。 ( ̄口 ̄;ハッ、コレってひょっとして‥‥‥
―――いわゆるひとつの『公園デビュー』ってやつカモ!?!?
↑さっきの「ヒドリガモ」にかけてみました
私は、ダベっているオッサンたちの横を気配を消して通過するが、オッサンたちは話をしながらもみんな私の方に視線を向ける。
そしてみんなの視線は、私が手にしているカメラに注がれたが、そこにあるのが「大砲」ではなく「お茶筒」のような黒く短いレンズである事を確認すると、全員「な~んだ、安物か
」って感じで、また何事もなかったようにダベリングを続けるのであった―――。
とりあえず面倒なことにならずにほっとしながら、私は“要塞”の四角い窓から外をのぞいたのだが、そこにはたしかに「別世界」が広がっていた
カワウの「コロニー(集団営巣地)」だ
すげーなオイ、TWKからたった8kmほどの距離にこんな大自然が残されているなんて‥‥‥やはり水元公園恐るべし
この先の野鳥観察舎に移動すると、今度はこんな光景が見られた
ここもカワウの集団が‥‥‥いや、よく見ると中央奥には「巨大ガメ」の姿も何匹も見える。ここって、本当に「東京都」なのか!?!?イシハラさ~ん、教えてちょ!?
【つづく】
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