今回は、先日
TLR200 で百里基地まで片道約90kmのツーリングに行ってきた際に取り付けた「街乗りにお薦めなパーツ」を紹介させていただきます。
まずは、標準装着の13Tより一丁多い14Tのドライブスプロケット。
http://www.twk.jp/35_660.html(バイクが汚れててすみませんm(__)m)
スプロケット専門メーカー製の高硬度モリブデン鋼14Tスプロケットに、純正の固定用プレートと取り付けボルトがセットになっています。
径が大きくなるのでスプロケットカバーにチェーンが当たるのではないかと心配されますが‥‥‥
カバー内側にもどこにも当たりません。逆にチェーンスライダーへの負担は減少します。
以前「シャフトとのガタがある」という問い合わせが来たことがあったのですが、スプロケットのスプライン穴の加工方法は「ブローチ」という高精度のカッターによって製作されるので、スプロケット側の穴の加工精度はとても高く、ガタが大きい場合はシャフト側の僅かな摩耗が原因です(わずかな摩耗でも斜めの方向に揺するとガタは出てしまいます)。
特にこのようなプレートによる取付方法では、構造上ガタを押さえることができないので気になる方もいるかも知れませんが、使用上まったく問題はありません。
そしてスプロケットが大きくなった分、リアアクスルの位置が前に来ることになりますが‥‥‥
チェーンは新品ではありませんが、アジャスター位置は20以上でまだまだ余裕。チェーンのコマ数を増やす必要はありません。
このスプロケットを付けて実際に長距離を走った感想ですが、全体的にギアが一段上がったような印象でした。
ノーマル(13T/44T)状態では1速に入れて発進すると、すぐに吹け上がってしまい2速にアップしなければならないので2速から発進していたのですが、フロントをこの14Tに替えるだけで1速からの発進がちょうどいい感じになりました。
また、13Tでは6速に入れてもエンジン回転が高く、もう1速あると思ってシフトアップ操作をしてもすでに6速だったということが非常に多かったのですが、14Tに替えた状態ではこの逆、つまり6速だと思ってもまだ5速だった、ということがよくありました。
そんな感じですので、交通量が多く流れも速い道路でも難なくその流れに乗って走行することができ、ストレスのない快適なツーリングを楽しむことができたのでありました。
それから、交通量が多い道路を走る際に絶対必要なのが、しっかりと後方視界を確保できるバックミラー。
私の場合、公道走行仕様でもトライアルっぽい使い方をする場合もあるので、バックミラーは折りたたみ式であることが必須なのですが、よくあるボールジョイントタイプでは固定力不足で、風圧によって動いてしまうこともあったので、こちらのバックミラーを使用しています↓
http://www.twk.jp/35_1245.html これなら風圧を受ける方向にはしっかり固定されていながら、不要の時には内側に折りたたむことができます。
で、片側2車線ある交通量の多い道路では、左側にもバックミラーが絶対必要。
だけど私のTLR200 は油圧クラッチに改造しているので、ミラーを取り付けるネジ穴がありません。
そんな時に役に立つのがこちらのパーツ↓
クランプ式のミラーブラケットです。
上で紹介したバックミラー注文時にオプションでこれも付ければ、油圧クラッチでミラー取り付けネジ穴のないトライアル車等にもバックミラーが取り付け可能です。
これで左右両側の後方視界もバッチリ。交通量の多い道路での車線変更も安全に行なうことができました(^_-)-☆
というわけで、TLR200 で百里基地まで往復約180kmのツーリングはとても快適で、改めてこのTLR200 というバイクの素晴らしさを体感できたのですが、その快調な走りに大いに役に立っているのが、2013年の発売開始以来150セット以上の販売実績(2019年2月現在)がある
「TLR200 用キャブレターKIT」でしょう。
このキャブレターKITは、販売終了となった純正キャブレターの老朽化によるエンジン不調に悩まされていた私が、何度も一般道の長距離テストを行なってセッティングを煮詰めた上で製品化した「自信作」。その始動性の良さ、安定したアイドリング、低回転域から高回転域までストレスなく吹け上がるパワフルなフィーリング等々、純正キャブで不調に悩んでいたエンジンがウソのように快調になったのですが、今回の長距離ツーリングで改めてこのキャブレターKITの高性能ぶりを再確認できた次第であります。
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