毎度おなじみ、TWK屋上でのアゲハチョウの幼虫捕獲作戦を描くノンフィクション巨編(笑)・その2012年総集編です。
↑8月末に捕獲作戦を開始し、31日に第1号が“前蛹”状態に突入!!
そしてその翌日に―――
↑めでたく蛹になることに成功!!
(蛹の上の枝は、羽化する時によじ登って羽を広げやすいように両面テープで取り付けてやったもの)
あの丸っこくてカワイイ前蛹状態から、いつの間にかとんがった形の蛹に変身するのが不思議でしょうがなかったんだけど、ネットにアップされている動画を見たら、前蛹の状態でクネクネ動きまくって脱皮し、最終的に逆ぞりのあの形に糸で繋がった状態のまま変身するので、それはもう大仕事。たまに上手く蛹になれず死んでしまう例もあるわけだ、と納得。
だから、無事に蛹になったのを見ると「お疲れさん!!」って言ってやりたくなるんだよねぇ。ここまで来ればほぼアゲハチョウになれるのが確定って感じだし。
そして数日後に2号も前蛹に↓
翌日これも無事蛹になり、残るは1匹のみ。ところがこの最後の1匹が、葉っぱから離れて飼育ケースの壁面をあっちにウロウロ、こっちにウロウロして、なかなか前蛹にならない。
「コイツ、蛹になり方がわからないんじゃないの!?!?」と心配していると‥‥‥
なんと!第1号が羽化する時のために付けてやったあの枝のところでちゃっかり前蛹になっていた(^_^;)。
そして翌日には無事蛹に↓
蛹のなり方がわからないどころか、一番いい場所で蛹になった3号は賢い!!きっと立派なアゲハチョウになってくれることでしょう(^^)v。
で、1号が蛹になったのはまだまだ夏本番の時期だったので、当然2週間程度で羽化すると思っていたのに、きょう現在3匹とも蛹のまま。このまま越冬することになるようだ。
そういえば、アゲハの幼虫関連で以前こんなブログの書き込みを見かけた。
ある人が、外に置いてあった造花にアゲハの幼虫がいるのを発見。
その人は、なぜ造化にアゲハの幼虫がいるのか不思議に思ったが、その造化を置いてあった場所の周りを見て納得。すぐ近くにユズの木があったのだ。
その人は、アゲハの幼虫がユズの葉っぱを食べることを知っていたので、そのアゲハの幼虫をユズの木に戻してやって「これにて一件落着」と締めくくっていた。
だが、そこにアップされていた写真を見ると、造化の枝のところでチョコンと前蛹になったアゲハの幼虫のカワイイ姿が―――。
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ええぇーーーーっ!?!? もう前蛹になっている幼虫を移動しちゃったんですかぁ?????
前蛹になるともう動けないし、糸で繋がってないと蛹にもなれないし‥‥‥ せっかく蛹になる直前まで生き延びたのに―――哀れな幼虫くんに合掌(;_;)/~~~。
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