先日、あるミュージシャン(個人的にぜんぜん好きじゃない)がFMでこんなことをしゃべってた。
「ハリネズミって、なんで全身針だらけなの?」
―――あぁ、この人は自然界の厳しい生存競争とか、まったくわかってないんだなぁ(ーー;)。だからコイツのやってる音楽は、私の心にまったく響いてこないんだ‥‥‥私は妙に納得した。
何でこんなこと書いたかというと、やはり人間も自然界に生きる「生きもの」の一員として、自然界の生存競争の厳しさとかを知るべきだと感じたから。
そうすればおのずと自然に対する畏敬の念も生まれ、人間が一番偉いとかいうような思い上がった気持ちもなくなり、「自然との共存」ということを真剣に考えることができるようになると思ったのです。
このブログをよく読んでくださっている方はご存知のとおり、ここはトライアルにまったく関係ないトリやムシの話や、さらにはヒコーキやヘリコプターの話が多いのですが、そういうトライアルに関係のない話にはまったく興味を示さない人が多いので、もうここでトライアルに関係ない話を書くのはやめよう‥‥‥といつも思うわけです。
でも、トライアルしか興味のない人がそれ以外の話にも興味を持ってくれるきっかけになれば、それはそれで素晴らしいことだと思うので、やはり関係ない話も構わず書いていくことに決めました。
というわけで、今回は先日真壁トライアルランドへ行く前に「寄り道」した際の話です。
トライアル関係の用事でどこかに行く際は、時間に余裕があれば必ず「寄り道」をしていくのがまた別の大きな楽しみになっている私ですが、先日の真壁行きの際もいつも立ち寄る場所へ寄り道しながら行きました。
↑これは最後に立ち寄った小貝川の「オオムラサキの森」ですが、台風15号の大雨で小貝川がかなり増水したらしく、土手の中は2mくらいの高さまで水位が上がった痕跡が生々しく、トリの姿もほとんど見られませんでした。
(オオムラサキの幼虫とか無事でいるのか心配です‥‥‥(ーー;))
で、ここに寄る前に立ち寄った菅生沼も大雨で水溜りができていたりして、やはりトリの姿が見られないなぁ‥‥‥と思っていたら、頭上を細長くとがった感じのハトくらいの大きさのトリが通過し、数十メートル先の木に止まったのでゆっくりと近づいてみると―――
飛ぶ姿を見た瞬間に「ツツドリ」とかのカッコウ類だと直感したが、やはりそのようだ。
最初はある程度の距離まで接近するとちょこっと逃げていたが、そのうち「このオッサンは害がなさそうだ」とナメられた(笑)のか、少しずつ距離をつめても逃げなくなったこのトリ、カッコウ類なのは間違いないがツツドリなのかホトトギスなのかハッキリわからない(一声鳴いてくれれば判るんだけどねぇ)。
けっきょく帰ってから調べた結果、眼が黒いことからホトトギス(赤色型の幼鳥?)ということで落ち着いたけど、見分けるのが難しいトリって多いんだよねぇ。
以上、書いたのは、昔は猛禽類が全部トビに見えていた小坂でした(^^ゞ。
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