震災発生後、毎日深夜まで続くTWK前の県道の大渋滞だが‥‥‥
きょう、その原因が判明した。
この3km以上先にある流山橋、その少し先にあるガソリンスタンドがこのあたりでまだ営業しているごく僅かなスタンドのひとつで、そこで給油待ちしている車の列がこの大渋滞の先頭らしいのだ。
そう言われてみれば、あまりにも流れが遅いし、真夜中までここだけ渋滞が続いているし、何かおかしいな‥‥‥と思っていたのだが、そういう事かと納得。
それにしても、ガソリンを買うためにこの大渋滞に並ぶって事はそれだけ貴重なガソリンを浪費する事になるのに―――なにか異常な気がする。
まぁ、どうしても車を使わなければならない事情があって、もう残燃料が僅かだったら並んででも給油しなければならないだろうけど、それよりもただ「ガソリンが品薄だから満タンにしておかなくっちゃ」という心理で並んでいる車が多いように思えた。
ちょうど今、ガソリン携行缶が超品薄になっているのもこういう心理状態になっている人がとりあえず買いだめしておこう、と思っているからなのではないだろうか。
そういえば、何日か前に近くのホームセンターに行った時、もう駐車場から何だかみんな焦っている感じで、店内に入るとみんな殺気立っている感じでレジには長蛇の列。入り口には品切れ商品のリストが張り出してあって、それを見るとガソリン携行缶、乾電池、懐中電灯、カセットボンベ等の非常用グッズのほか、なんと発電機まで品切れで当分入荷の見込みなしとなっていた。
すぐにこのホームセンターを出て隣にあるスーパーに寄り、何かパンがあったら買おうと思ってパンの売り場を見ると棚は見事にすっからかん。そしてレジの方を見ると、やはり殺気立った人々の長蛇の列。これはこの場に居ると自分も正常な精神状態じゃなくなると思って、何も買わずに店を出た。
もう何十年も前のオイルショックの時に、トイレットペーパーを買いだめする人が続出してニュースになったが、あの時と同じ状況になっているような感じがした。
確かにここのところ毎日何回も大きな地震がいろんな震源地で起きていて、また大きいのが来るのでは‥‥‥と不安になるのはわかるけど、もう少し冷静になる必要があるんじゃないかな。
ちなみに、連日続いていたTWK前の県道の大渋滞は、きょうの午後になってウソのように解消し、いつもの状態に戻った。
―――どうやらその流山のGSもガソリンの在庫が底をついたようだ。
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