「虫ネタ」はキモいので読まない人が多いみたいですが、この自然界の神秘的な営みに興味を持たないなんて、私には信じられません。
ま、人それぞれ何に興味を持とうがその人の勝手ですが、子供の頃からゲームばかりで自然に触れることなく育ってしまったような人は、自然界に生きる人間として、何か大切なものが欠けてしまっていて、そういう人間が増えているから最近いやな事件が多くなってきている―――そんな気がしてなりません(ーー;)。
かなり重い話になってしまいましたが、以前の記事を読んでいない人のために説明させてもらうと、私が飼育ケースにアゲハチョウの幼虫を飼っている理由は、せっかくTWK屋上のカラタチの葉(ユズという説もあり)にアゲハチョウが卵をたくさん産んでいってくれてるのに、幼虫の段階でほとんどが他の生き物の餌食になってしまい、運よく生き延びて蛹になっても寄生蜂にやられてしまい、成虫になる前に全滅~~~(+_+)。
で、ネットで調べるとアゲハチョウが卵から無事成虫になれる確率はわずか1~2%という記述が多く見られ(真偽のほどは不明だが)、これは保護するしかないでしょ!?!?ということで“イモちゃん”を飼育ケースで飼い始めたというワケです。
そして8月27日の朝、最初に蛹った(笑)「1号くん」がみごと成虫に羽化!!初めての経験で感動を味わったのですが、その1号くんの1日遅れで蛹った「2号くん」、予定では28日の朝に羽化かと思ってたのに前日の夜見ても変化なし。
で、総火演から帰ってきた28日夜遅くに見ると、1号くんの羽化前夜と同じように黒くなって羽の模様が透けて見える状態になっていました↓
これは翌朝羽化するぞ、ということで―――
1号くんの時に作った「止まり木セット」を設置して羽化の準備完了。
1号くんの羽化は見られなかったので、今度は見たいと思ってもこの時点でまた深夜2時過ぎ。朝5時起きで総火演に出掛けて夜12時頃帰ってきた疲れもあって、絶対早起きはできないが、何とかして羽化を見たい―――という訳で、段ボール箱を被せて光を遮っておけば、もしかしたらまだ夜と思って羽化を始めないかも知れない、と考えてそれを実行し眠りについた。
そして翌29日の朝、また8時半に起きて被せておいた段ボール箱を取ってみると――― 1号くんの時と同じように、もう立派なアゲハチョウの姿に変態完了した2号くんが、狭い飼育ケースの中でバタバタと飛び回っていました!!
結局前回と同じようにすぐに蓋を開けてやると、喜んで(?)2号くんは外に飛び出したのですが、1号くんと違ってすぐにTWK屋上の木の葉っぱに止まり、しばらく休んだ後どこかへ飛び立って行ったのでした。
↑やはり羽化したばかりの羽は傷んでないのでとても綺麗です。
―――という訳で、1号・2号共無事成虫になる事に成功し、とりあえずひと安心(^_^)v。
でも、飼育ケースの中には―――
―――3号くん・4号くん・5号くん・6号くん・7号くん・8号くん‥‥‥その他多数の「蛹予備軍」が控えているのでした(^_^;)。
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