「イモちゃん1号」が蛹ってから一週間が経過(作者注:「蛹(さなぎ)」は本来“名詞”ですが、ここでは「蛹る」「蛹った」というように“動詞”として使っています(^_^;))。
ネット上の飼育日記等を見ていると、蛹ってから羽化までの期間は10日~2週間くらいのようなので(蛹る期間の日数については、きちっと書いてある例があまり見当たらなかった)、まだまだ羽化は先だろう。
↑きのうの朝撮った「蛹1号」も、外観上は変化が見られない。
だが、なにせアゲハの幼虫を飼育するのは初めてなので、「もしかしたら死んじゃってるかも」とか「蛹の中は寄生蜂にやられちゃってるかも‥‥‥」とか、不安は尽きない。
そして、きのうの夜1時過ぎに仕事を終え、屋上の蛹に異状がないか確認してみると‥‥‥ああ~~~っ!?!?
↑大変だ!?色が黒くなってしまってる(@_@;)!!
―――やはり死んでしまったのか、と思ったりもしたが、よ~く見るとアゲハチョウの羽の模様が透けて見えているのだ!!
ネット上で仕入れた情報では、羽化する前日に中の模様が透けて見えるということなので、明日いよいよ羽化か!?―――蛹ってまだ一週間なのに、早くね!?!?
そうなると、蛹から出た後に羽が広がるまでの間つかまる「止まり木」を付けてやらなければ‥‥‥ということで、急遽アルミ板と枯れ枝と両面テープで止まり木を作ってやって蛹1号の上に設置した(上の写真は設置後に撮影)。
結局眠りについたのは午前3時近く。そしてきょうの朝8時半に起きて真っ先に飼育ケースを見に行くと、そこにはすでに羽がきれいに広がって、狭いケースの中を飛び回るアゲハチョウの姿があったのでした(@_@;)。
早く外に出してやらないと、カラタチの枝のトゲででき立ての羽を傷つけてしまうと思い、慌てて上の証拠写真を撮った後、すぐにケースの蓋を開けてやると、待ちかねていたようにアゲハくんは外に飛び出して行ったのでした‥‥‥。
―――というわけで、初めてのアゲハ幼虫の飼育はみごと大成功!!本当なら綺麗なアゲハに生まれ変わった姿をゆっくり眺めて、写真もいっぱい撮って感激に浸りたかったのですが、とにかく早く外に出してやらないとと思い焦ってドタバタしてしまい、とても感激に浸ってる余裕なんてありませんでした(ーー;)。
↑蛹1号くんの抜け殻。「チャック」のような模様が入っていた所からパカっと開くんだ!?(やっぱチャックだったのか!?!?)
↑10日前はこんな“きもカワユス”(←しょこたん風(笑))な姿だったのが、あんなに美しいアゲハチョウに成長して空に飛んで行くなんて‥‥‥まさに大自然の驚異、生命の神秘。ホント、自然って素晴らしいですね~~~(^^♪。
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