先日、こんな厄介な仕事を引き受けてしまった↓
SHERCOのフォークアンダーブラケットの締め付け部分が破損してしまったものだが、こういう穴の部分から折れてしまったものは溶接修理が困難なので、仕事が溜まっていることもあって一旦はお断りし、新品に交換ということで部品を発注したところ「在庫無し」との返答が‥‥‥。
というわけで、TWKで修理する事になったという訳ですが、「攻略法」をじっくりと練った結果―――
ネジ穴の部分のパーツを丸ごと新たに製作し、それを溶接する方法がベストという結論に達し、このとおり見事に修理完了↓
「なんだよ、修理できるんだったら最初っから修理を引き受けりゃいいじゃん!?!?」と思われるでしょうが、「技術はあっても時間がない」TWKの現状をどうかわかってやってくださいm(__)m。
(部品買わせて儲けようとしてるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、純正部品なんてマージンが少ないので修理した方が儲かるんですけど‥‥‥)
この前日には、やはり「三つ又関係」でこんな仕事もやりました↓
GASGASのフォークを丸ごとRTLに移植するため、ステムシャフトを付け替えるための穴加工をしているのですが、トライアル車のフロントフォークって「スラントアングル」が付けられていてフォーク取り付けの穴とステムシャフトの角度がずれているので「芯出し」がヒジョーに難しいし、穴の寸法精度も「圧入」のためミクロン単位の精度が要求され、これまた高度な技術が要求される作業。
↑バッチリの仕上がり具合(^^)v。
―――というわけで、「三つ又三昧」なここ数日のTWKでした(^_^;)。
本当は「何でも修理できます」「どんな加工でも引き受けます」って言いたいところだけど、これ以上仕事が増えちゃったら、ねぇ‥‥‥(←贅沢な悩みですみません)PR