きょうはこの恐ろしいニュースから
―スズメバチ大群に遭遇、91か所刺され77歳女性死ぬ―
18日午前8時15分ごろ、栃木県那須烏山市宮原の宮原八幡宮脇の杉林で、同市旭2、無職滝ヤスさん(77)がスズメバチに刺され、死んでいるのを宮司が見つけた。
那須烏山署の調べによると、滝さんは頭や両足などを91か所も刺されており、死因はスズメバチに刺されたことによるショック死。近くの倒木の中に巣があった。現場は滝さん宅から約200メートルで、同署は、滝さんが歩いてこの杉林を通り抜ける途中、スズメバチの大群に襲われたとみている。
ハチの駆除業者によると、スズメバチは9月中旬~10月中旬にかけて交尾の時期を迎え、攻撃的になるという。特に、黒や青色を狙う習性があるとされ、滝さんの場合も、青いズボンをはいていた下半身と、髪の毛のある頭を集中的に刺されていた。
まずは亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
91ヶ所も刺され‥‥‥注入された毒の量は相当なものだったと思われ、体力の有り余ってる屈強大男でも、これではひとたまりもないだろう。
毎年、この時期になるとスズメバチに刺されて亡くなってしまう方が何人も出てしまうが、トライアルをやっていると山の中でスズメバチに遭遇する機会は多いので、くれぐれもスズメバチ様を怒らせないよう十分注意したいものである。
昨年の10月2日に私が中心になって開催した関東選手権トライアルでは、大会直前になって会場の真壁トライアルランド内にスズメバチの巣が発見され、巣を撤去しようにも岩盤の隙間の奥に営巣していたので撤去不可能。やむなく周囲に厳重に立ち入り禁止のテープを張り巡らせてそのまま大会を決行した。
幸い誰もハチに刺されることはなく無事大会を終了することができたが、もしも重大な事故が起こってしまったら主催者の責任が問われるのは必至な状況だっただけに、何事もなく終わった時はホッと胸をなでおろしたものだった。
(いちおう手伝っていただいた看護士さんに「点滴セット」を持ってきてもらい、刺されてショック状態になった場合にも応急処置できる準備を整えてはいたが‥‥‥)
また、数年前のウイダー日本グランプリ(ツインリンクもてぎでの世界選手権トライアル)では、パドック前に設営した人工セクションで使用した大木の中にスズメバチが巣を作っていて、大会開始直前になって木の穴からスズメバチが出てきて人に襲いかかって来たため、その対応でおおわらわになるという“珍事”も起こっている。
今年も10月22日に関東選手権トライアル埼玉大会を真壁トライアルランドで開催することになっているが、今のところスズメバチの巣は無いようなのでひと安心だ。
でも、くれぐれもコイツ
↓には気をつけましょうね皆さん
↑8月末頃にTWKの近くで撮影したスズメバチ。もう顔つきからしてもろヤクザ
。
この時は甘い蜜に夢中でこっちには目もくれなかったので安心だったが、からまれると厄介なので「触らぬ神に祟りなし」ですぞ、皆さん!
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