ここ数日間、トライアル車の整備(主に保安部品の取り付け)にかかりっきりで、またもやパーツ製作の方がずっとストップした状態が続いている。
去年もそうだったと思うが、この時期はイーハトーブトライアルに出場する方の“事前メンテナンス”が集中する傾向があって、なんだか保安部品を取り付ける作業ばっかりやっている気がする。
トライアル車の保安部品事情は最近“二極化”が進んでいて、新車の時から普通のバイクと同じようなバカでっかい灯火類が取り付けられている車種と、それとは対照的にヘッドライトとテールランプ、それとホーンぐらいしか付いていない車種に分けられる。
で、どちらにしてもそのままの状態で公道を走行する「ツートラ」には出られないので(でかいのが付いている方はそのまま出られないこともないが、重くてカッコ悪いだけでなく段差越え等の衝撃でリアタイヤにテールを巻き込む恐れもある)、保安部品の加工はトライアルショップにとって必須の作業であるとも言える。
私個人的には「電気配線」というのはあまり好きじゃない部類の作業なのに、さらにこれがまた中古車で、前のオーナーが自分でいじった配線に再度付け直す作業だったりすると、もうどこがどうなってるかワケがわからなくなってすごく手間がかかるし、さらにどこか断線していたりしてちゃんと点灯しなかったりしようものなら、ますますワケがわからなくなってしまう。
また、新車でも前に挙げた後者の例では、大部分の配線を自分で作る作業が必要になり、これまた手間がかかる作業だったりするわけだ。
―――そんなわけで、そういう仕事が続いてちょっぴりブルーな最近の私―――
おっと、なにグチッてるんだ!?せっかくお客様が当店の技術を信頼して依頼してくれてるんだから、喜んでやらせていただきます―――でしょ!?
で、最近ウインカーは、上の写真のものを使用することが多い。
「ワレンズミニ」という製品だが、よく使っていた「ピープル用ウインカー」より価格は高いが、結果的に加工する手間や耐久性などを考えるとこちらの方が安上がりだという結論に達したのだ。
という訳で、明日もせっせと配線作業の続きを頑張ります。
そうそう、明日こそはツバメたちもいよいよ巣立ちそう。きょうのお昼頃、一羽がいったん巣から飛び立ったのですが、まだうまく飛べないようで巣の下にしばらくいたと思ったら、また巣の中に戻ってしまいました。
で、何度も巣の縁で羽ばたきの練習してました
そして今夜は親の姿はなく、初めて子どもたちだけで眠っていました
↑寸足らずのシッポがカワイイ
さあ、明日の朝、巣は“もぬけのから”になっているかな???
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