きょうは税務署の方が「税務調査」にやって来ました
。
―――といっても突然訪れたわけではなく、三宅島へ行く直前に電話があって、日程を調整した上でのご来訪だったわけですが、私としてはこの商売を始めて、初めて調査が入るということでかなりプレッシャーを感じていました。
以前から「税務署が調査に来たら必ず追徴金を持って行かれるよ」というような噂を聞いていたので、「ついに来たか‥‥‥
」という感じもしたけど、はっきり言って経理上不正な事は何もしていないのでビクビクする必要はないし、税理士さん(最後の申告書の作成と税務署への提出を依頼している)に一応報告した際も「小坂さんはほんとにマジメにやってらっしゃるので、何も問題ないと思います」とお墨付きをもらったので自信を持って臨む覚悟ができた。
とは言うものの、昨年分からさかのぼって過去3年間分の関係書類を用意し、見やすいように整理する作業はなかなか手間がかかり、やってる最中は「こんな事だったらサラリーマンやってた方がよっぽどいいや、ボーナスも出るし
」などと不満タラタラ。
そしてきょう、税務署の調査官の方が一人でTWKにやって来たのですが、とても腰の低い方で「夜遅くまでお忙しいみたいなのに申し訳ありませんね」とか「三宅島行ってらしたんですよね」などとおっしゃるので[なんで知ってるんだ!?]と思ってると「ホームページ見させていただきました。面白いですね
」ですと。
それを聞いた瞬間「ヤベェ!」と思ってしまった私(笑)。―――ってぇ事は、ひょっとするとあんなコトやこんなコトも知られてしまってるワケだ(汗;)。
で、仕事の状況などについて少々尋ねられた後、用意した帳簿(PCの青色申告ソフトからプリントアウトした約180ページの元帳)と納品書・領収書等の伝票類を黙々と眺め続けること約2時間、「細かく記帳されているので特に問題ありません。お忙しいところすみませんでした」という『お咎め無し』の宣言をいただきホッと胸をなでおろしたところへ「最後にもう一つだけ。今現在の記帳状態を確認させてもらえますか」と担当官の方が言った。
「ヤベェ!!
」―――今度は本当にヤバい。青色申告会計の基本は毎日帳簿をつけてレジにある現金と帳簿上の金額が一致しているのを確認すること。きょう初めにいろいろ聞かれた時に「帳簿は毎日つけていますか」との問いに「毎日は無理ですがなるべく毎日に近い状態で記帳するようにしています」と答えた私だったが、この私が―――そう、せっぱ詰まらないとなかなかやる気が出ないこの私が、毎日記帳なんてするワケないじゃないですか!?!?
というわけで、ウソをついているのがバレバレになってしまったワケですが、担当官の方は「結構ですよ。お忙しいので大変でしょうが、基本は毎日記帳する事になってますので、今後はなるべくそうするようにしてください」とひとこと注意して帰って行かれたのでした。お疲れ様です
まぁそんな感じで、最後にちょっと恥ずかしい思いもしたけれど、きちんと手抜きせず、また誤魔化さずに申告してきたことが担当官の方にも伝わったのだと思います。
やはり真面目にやっていれば、それが評価される日は必ずやって来るのかな‥‥‥などと思うきょうの私でした。ふぅ~~~
それにしても今年は、「関東選手権の主催が終わったらのんびりできる」と思っていたら三宅島の予定が入り、それが終われば‥‥‥と思っていたら今度は税務調査。
そしてそれも終わった今、気がつくと今年も残りわずかになっていて、現時点で入っている仕事の予定を年内に終わらせるのはもういっぱいいっぱいな状態
。
‥‥‥まったく、いつになったらノンビリできるんだろう!?(←まさに「貧乏ヒマ無し」状態)
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