結局バイクボランティアの活動をアピールする時間は早めに切り上げるよう「巻き」が入って走行時間は数分(岩の間をすり抜けたり土管を越えたり30cm程度の段差を超えるという、見物客にとってもなにも面白くない内容)で終了。
われながらいいアイディアだと思った復興支援金の寄付(目録の授与)も他のスポンサーと一緒に簡単に終了し、どこのメディアでも取り上げられず。
‥‥‥もう、何しに行ったんだか分からない虚しさでいっぱいで、声をかけてしまった生田目さんには本当に申し訳ないと思ってしまいましたが「いろいろな経験をさせていただいてとても良かったです。誘っていただいてありがとうございます」と言っていただいて救われた気分です。
というわけで私としてはすごく落ち込んでいますが、このイベントそのものは素晴らしいと思うので、1年目はいろいろ問題があって当たり前なので来年はこの経験を生かしてより良いイベントにみんなで成長させていくべきだと思います。
また気分が落ち着いたら詳しく書くつもりですが、「島民は喜んでいない」というメディアの報道はかなりフィルターがかかっています。
実際に現地で地元の方に聞いたところ、皆さんこのイベントを歓迎していました。
実際に現場へ行かないで、このフィルターのかかった報道を鵜呑みにして「こんなイベントやめてしまえ」などと偉そうに語るのはやめていただきたい。
せっかく都知事が三宅島の復興にバイクを使ってくれようとしているのだから、できる限り協力するのがバイク好きなら当然の行動ではないでしょうか。
ただ、私はもうボランティアで参加することはないと思うし、復興支援金を再び寄付することもないでしょう。
私と生田目さんの今回のボランティア参加は実はまだ終わっていません。そう、今度の日曜日に再び都内辰巳埠頭へ、数分しか使わなかったバイクを受け取りに行ってそれでようやく終わります。
タイトルには「無駄な3日間」と書きましたが、バイク積み込みと引取りにそれぞれ1日つぶすので、実際は「無駄な5日間」です。
ふてくされた子供みたいに「無駄な3日間(5日間?)」などと書いてしまいましたが、実際には生田目さんが言っているのと一緒でいろんな経験をする事ができたので、今回の三宅島行きは決して無駄にはなっていませんが‥‥‥。
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