きょうの朝、TWKの近所を歩いていると道端にこんな花が咲いていました
「オオイヌノフグリ」です。
BLOGに移行する前からcolumnとDiaryを読んでくれている方なら覚えていると思いますが、去年
Columnでこの花をネタにしたのは2月25日の事でした。やはり今年は暖冬で、花が咲くのも早いようです。
さて、話は変わって、きのうの土星の写真に関してコメントでお問い合わせをいただきましたので、あれの撮影方法について書かせていただきましょう。
まず、どの星が「土星」なのか見分ける方法ですが―――
これは天体観測をちょっとかじった事がある人間ならわりと簡単です。そう、明るさと色、それに「輝き方」で判ります。
土星だけでなく金星、火星、木星、この4つの惑星は、いわゆる「またたき」がなく「ピカ―――ッ」という感じで光を放っているのです。
で、どの星が今どのあたりに見えるか調べるのはいろんな手段がありますが、私は
「Stella Theater Lite」というフリーソフト(Windows用)をダウンロードして使っています。
これはまさに自分のPCで見るプラネタリウムって感じで、綺麗だしとても気に入っています
今は、TWKが店を閉める11時頃に東の空の45度くらいの高さ、ちょうどカメラで狙いやすい位置に土星があるのです。
で、「手持ちで簡単に撮影できる」と書きましたが、さすがに完全な手持ちではいくら“手ブレ補正機構”があってもブレブレになるので、なにか柱や壁などにカメラを当てて「半固定」状態でシャッターを切ります。
きのうの写真の場合は、店の横に停めている「ハイエースTWK号」にレンズを当てて撮影しました。そうそう、使用レンズは300mmに1.4倍テレコンバーター装着で420mm(きのう載せた画像はピクセル等倍画像をトリミングしたものです)。
そしてフォーカスの合わせ方ですが、まずオートフォーカスで月に焦点を合わせて固定します(α100の場合はAFでピント合焦後フォーカス切り替えスイッチを“MF”にする)。
そして問題は「露出設定」。これはいろいろ条件を変えて良く写る設定を探し出すのですが、今までいろいろ試してきてある程度データがわかっていたので、ほぼドンピシャで狙いどおりの画が撮れてニンマリ
。撮影にに要した時間はわずか5分程度でした。
ちなみに昨日の画像の撮影データは以下のとおりです。
・ISO感度:200
・絞り:F5.6
・シャッタースピード:1/80
(ISO感度をさらに上げればもっと明るく撮れるはずだけど、α100はISO400以上だとノイズが多すぎて使い物にならないので200に設定しました)
デジタル一眼レフをお持ちの方、300mm程度のレンズがあればじゅうぶん土星の環は写せるのでぜひチャレンジしてみては‥‥‥
自分のカメラで土星の輪が写せた時はもう“感動モノ”ですよ
―――というわけで、また“ムダな情報”を垂れ流してしまうこのBLOGでした
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