またまたきのうの続きです(最終回)。
最新鋭県警ヘリ「むさし」の襲来(?)を無事やり過ごした私は、カイツブリを探し続けたが一向にその姿は見当たらない。
あきらめに近い気持ちになって空を仰ぐと、はるか上空をゆっくり旋回する猛禽類の姿を発見
「トビ」ではないし、このあたりでよく見かける「チョウゲンボウ」でもないようだ。
画像を拡大してみると―――
う~ん、画質が悪くてはっきり判らないが「ハイタカ」のように見えなくもない。どなたか猛禽類に詳しい人がこれを見てたらコメントください、って感じだ。
これを見て私は、もしかしたらカイツブリのヒナは猛禽類の餌食になってしまったのかもしれない、とも思った。
鳥のヒナが無事に成鳥に育つ確率は、それほど高くなかったと記憶している。そう、自然の世界では天敵に襲われたりと、危険がいっぱいなのだ。
上空を舞う猛禽類の姿を見て、ちょっぴり落ち込んだ気分になりながらもう一度遊水池に目をやると―――
「カイツブリ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!!!」
ついに私の前に姿を現したカイツブリ。これは親鳥、冬なのに「夏羽」ヴァージョンだ
。そしてその後ろには―――
「子カイツブリもキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!!!」
無事育ってました
しかももう親と変わらないくらいの大きさになっていて―――。もうここまで育てば心配ないでしょう。よかった、良かった
。
今はたぶん親に餌の取り方とかを教えてもらっているところだろう。近くに寄ってきたのでもっとアップで―――
顔の模様がおもしろいなぁ‥‥‥と思っていると―――
あ、潜った
しばらくして、少し離れた場所に浮かんできました
そして、もう1羽の子どもも登場
2羽とも順調に育っているようで安心しました。
しばらく見ていたら、親がくわえてきた魚を子どもに食べさせてやっている光景が見られたのですが、一瞬の出来事だったのでシャッターを切ることができませんでした
。まだまだ甘いな、オレ。
―――というわけで、近くでカイツブリが子育て中という情報をもらって、それを確認するのが目的の今回の探検でしたが、このとおりカイツブリ親子の元気な姿を確認できたし、ほんの1時間ほどの間にいろんなものを見ることができて、とても楽しめました。(3日間もこのネタで引っぱれたし‥‥‥ネ
)
そうそう、カイツブリがこの時期に子育てをするのはあまり例がなく、「暖冬」の影響じゃないか‥‥‥なんて言われてるようですが、無事育ってくれればそんな事どうでもいいじゃん
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