11/21~11/23の3日間に渡ってツインリンクもてぎ(ハローウッズ)で行なわれた「チェーンソー特別教育講習会」に参加し、労働安全衛生法による「特別教育終了証」をいただいてまいりました。
全日本トライアル等のセクション設営に必要、ということで自腹でチェーンソーを購入したのが2009年の1月。
それから約7年の間、それはもう数え切れないほどの立木(←「りゅうぼく」と読むのを今回の講習で初めて知った)を切り倒してきたけれど、チェーンソー作業はひとつ間違えば命を落とすこともある危険な作業でもあるわけで、やはり「自己流」(といっても基本的なことは独学で学んでいるつもりだったので、自分では「自己流」とは思っていなかった)ではなく、ちゃんとした講習を受けた方がいいと思い続けていたし、最近では世界選手権トライアルでも自分でチェーンソーを使って作業することも多くなり、そこでもし何か事故があった場合には、講習を受けていない者にチェーンソー作業を行なわせたということで作業責任者が労働安全衛生法により罰せられてしまう可能性もあるわけで、もうチェーンソー講習会受講は私にとって必須事項となっていたのです。
で、年に一度ツインリンクもてぎのハローウッズで行なわれているこの講習会に参加し、2泊3日のプログラムを全てこなし、晴れて堂々とチェーンソーを使える身分(?)となったというわけです。
↑この講習会は、世界選手権トライアルの冠スポンサーにもなっていただいていたSTIHL(スチール)が全面協力。12名の参加者にSTIHL製のチェーンソー及び装備一式が貸し出してもらえる。
そしてこの講習会の特色は「合宿方式」である点。
2泊3日の間、ハローウッズの庭に張られた「テント村」で寝泊まりし、食事のあとは各自自分の使った食器を洗って戻す、というキャンプ生活。
最初は見ず知らずの12名の参加者が、この合宿生活を通して連帯感が生まれ、最終日には和気あいあいとした楽しい雰囲気で講習会を終えることができたのでした。
実は私、テントで寝るのはなんと今回が初めてだったのですが、一緒に受講した亮くんと同じテントでとても楽しく過ごせました(^^♪
最終的には参加者全員25m超級の杉の木を一人で切り倒すのですが、これは初めてチェーンソーを使う人にとっては最高の体験でしょうね。
↑同じ組で一緒に行動した「ロックンライダー」末飛登氏の伐倒の瞬間。
で、私はすでに伐木経験があるので、応用編として「追いづる切り」を指導していただきながらチャレンジ。
こんな切り方があるなんて知らなかったのですが、この方法なら斜面から斜めに伸びた大径木を切る際に、途中から縦に裂けたりすることが防げるわけですね。とても勉強になりました(^^)v
―――というわけで、これで堂々とチェーンソーを使うことができるようになったのですが、なお一層安全に留意してセクション設営を頑張る所存であります。
最後に、今回の講習会で生まれた「決めゼリフ」で締めたいと思います。
「ナイススチール!!」(笑)
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