注文がたまっているアルミサイドスタンドの製作がなかなかはかどらない。
なんだかしょっちゅうこんなグチをこぼしているが、元々“手づくり品”という考えで、一度に作る数は多くて10個という感じの製作方法なのに、その何倍もの数を一度に作ろうとしているから大変だ。
まぁ、たくさんご注文をいただいているのはありがたい限りなのだけど‥‥‥やはり『価格設定』を誤っていると思う。
だが、これでもっと高い価格設定にすると、こんなに注文は入らないのも間違いない。
たとえば、この先端の「お皿」のような部分、これをただの「板っぺら」にすればずいぶんと手間を省けるのだが、この部分は地面をしっかりと掴んで、なおかつある程度の強度も必要で、デザイン的にもこの形状でなければならない。
今回は、この部分がどうやって作られるかを紹介しようと思う。
まず、丸棒を旋盤で突っ切って両面を仕上げ、このような「円板」を作る
この円板を、自家製の「型」でプレスする
その後、ベルトグラインダーで「バリ取り」をして出来あがり
これを、車種ごとに作られた「冶具」にセットし細い方のバーに溶接し、前にこのブログで紹介した、先端のジョイント部(唯一の外注部品)とパイプを溶接して出来あがった部分と溶接して、さらにスプリングを引っかけるピンを溶接し、やっとアルミサイドスタンドの「バー」部分が完成するというわけだ。
バーが完成したら、今度は「ブラケット(ステー)」を製作しなければならないが、これもまたけっこう手間がかかる作業の連続なので、近々またここで製作過程を公開しようと思っています。
―――アルミサイドスタンドを注文して、首を長~くして納品を待っていらっしゃる方、納品が遅れて大変申し訳ありませんm(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m。
PR