関東地方は空梅雨(←ソラバイウ、ではなくカラツユ)な感じですが、九州の方では大変な被害が出ているようで、のんきな事書いてる場合じゃないですよね。まずは被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
申し訳ないと思いつつ、またまたTWK屋上の自然の話になりますが、前に紹介したアゲハチョウの卵のその後について書きます。
↑アゲハチョウが柚子の葉っぱ、それも新芽を選んで産み付けていった卵は、何日かすると孵化して小さい小さい幼虫(長さ2~3mm?)になります。
その後、柔らかくて美味しそうな葉っぱを食べて成長していくのですが、ある日突然姿が見えなくなってしまいます。
でもこれはいつもの事で「あ~あ、また何か天敵に食べられちゃったなぁ」と思いながら、周囲をよ~く見ると―――
↑食べちゃった(と思われる)犯人がいました!体長1.5cmくらいのカマキリの子どもです!!
こんな小さい子どもがいるってことは、カマキリもやはりTWK屋上のどこかで繁殖しているのかも知れません。
カマキリは肉食系でかなり獰猛な生きものなので、TWK屋上の生態系の中ではけっこう上のほうに位置するんじゃないかな!?!?
まあ自然界ではこういう「食ったり食われたり」は当たり前の出来事で、「食物連鎖」って呼んでたんだけど、“鎖”よりもっと複雑に絡み合ってるので最近では「食物網」って言うらしい。
この「食物網」の中での攻防は、まさに「あの手この手」を使いまくった巧妙なもので、知れば知るほど奥が深く興味は尽きないのですが、その一部だけでもそのうち少しずつ書いてみたいと思っています。
このアゲハチョウの幼虫だって、簡単に食べられてしまわないように「糞」に擬態してるんだけど、見破られて「パクリ!」というパターンが多いんでしょうね。
それでもやはり「パクリ!」とやられずに成長してる幼虫もいるわけで―――まぁ、そうじゃないと「絶滅」しちゃうからね。
↑ここまで大きくなれば、もうカマキリの子どもにヤラれることはないでしょう。
‥‥‥でも「ヤモリ」とか「トリ」とか、TWK屋上にはまだまだ天敵がたくさん。頑張れアゲハの幼虫くん!!
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