前回に引き続き、連休を利用して北茨城市を訪れた際のドライブルートログを取り込んだGoogleEarth画像から。
ご存知の方も多いと思うが、現在GoogleEarthでは3月11日の大震災以降に撮影した被災地の航空写真がアップされていて、この北茨城市付近の画像は3月12日―――つまり大震災の翌日に撮影されたものなのだ。
上の画像の黄色の丸で囲んだ所が「六角堂跡地」、そして黄色の★印が前回アップした六角堂跡の写真を撮影した場所なのだが、この場所のすぐ先はこうなっていた↓
岬の突端は崖崩れのため立ち入り禁止となっていた。
最初の航空写真を見ると、崖崩れによって大量の土砂が流れ込んだためだろう、このあたりの海面が土色に濁っているのがわかる。
津波による被害だけでなく、激しい揺れによる被害もこの付近では多く見られた。
↑最初の画像の★印の左側に広がる森の中央付近にあった犬の石像。
激しい揺れによって足の部分が折れて落下し、首がとれた無残な姿をさらしていた。
そして、六角堂跡を撮影したポイントからさらに北の方角を望むと‥‥‥
隣町・福島県いわき市にある「常磐共同火力 勿来発電所」。ここもやはり津波で被害を受け、現在は稼動していないが、今夏までに再稼動を目指して現在復旧作業が続けられているとのことだ。
―――大震災直後には何度も計画停電を経験した身としては、もうこりごりというのが正直な感想。夏場の電力需要増大時期を乗り切るためにもぜひ再稼動してもらいたいが、それと同時に、国民全員が無駄な電力を使わない生活パターンに変えていく必要があるのではないかと強く感じている。
PR