4月4日にツインリンクもてぎへ行く前に、すぐ近くの那珂川に架かる「御前山橋」にちょっと寄り道してみると‥‥‥
↑震災後、橋という橋のほとんどで発生した「橋台周囲の地盤沈下による段差」がここでも見られた。
このように橋の部分で段差ができるメカニズムは―――
地中深くの硬い岩盤層まで届く基礎の上にある橋台は沈下しないが、その周辺の地面は地震の揺れによって地盤が沈下し、橋台の上に乗せられた橋桁部分とその手前部分に段差ができてしまうという訳だ。
↑すでに段差にはアスファルトでスロープが付けられているが、震災直後は画面中央の縁石部分と同程度の段差ができていたはずだ。
↑橋桁部分は橋台にがっちり固定せず、水平方向には自由度を持たせる構造となっているため、継ぎ目部分が5cm程度動いた跡がはっきりと残っていた。
↑橋台部分を横から撮った写真。土手の部分が10cm程度沈下したのがはっきりと確認できる。
―――とまぁこんな感じで、ツインリンクもてぎのすぐ近くの御前山橋で震災の爪痕をこの目で確認してきた私ですが、ここに立ち寄った本当の目的は‥‥‥
↑コレでした(^^)v。
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